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インプラント

やむを得ず抜歯になってしまった場合、あるいはあなたの歯が抜けてしまった場合、従来の方法では取り外し式の部分入れ歯か、前後の歯を削ってしまって橋をかけるブリッジでしか、抜けてしまった歯を補う方法がありませんでした。部分入れ歯もブリッジも周りの歯に悪い影響を与えてしまうため、最善の方法とは言えませんでした。

『インプラント(人工歯根)』をご存知でしょうか?
当院では、インプラント治療を導入しております。

インプラントにはこんなメリットがあります

  • 周りの歯を守ってくれる
  • 美味しく食べられる
  • 食べ物がはさまりにくい、磨きやすい
  • 着脱の手間がいらないため入院の時にも助かる
  • 運動機能が改善される
  • 生活習慣病の予防にも
  • 飲み込むおそれがない
  • 見た目が美しく自信をもって笑える
  • しゃべりやすい、かつ舌がよくなる、聞き返されない
  • ものがはさまって痛くなることがない
  • 脳の血液の循環がよくなり、モノ忘れや認知症の予防にも
  • 輪郭がひきしまり、顔だちが若々しくなる
  • 入れ歯のように口臭の原因になることがない
  • 地震など緊急時の対応も

私は横浜勤務時代AQB製チタンインプラントにめぐりあってインプラントを始めました。このインプラントは表面に特別なコーティングがほどこされているので骨とのなじみが非常に良くて、順調にいけば約一ヶ月で骨とくっついてくれます。

このインプラントには、さらに大きな良い点があります。
従来のインプラントは『ツーピースの二回法』というものでした。『ツーピース』というのは、インプラント本体が「骨の中に埋められる部分」と、「その部分にネジ止めする骨の上に出ている部分」との二つの部品から出来上がっているものです。部品が二つに分かれているため、操作が複雑、ネジ止めなのでユルミやすい、一回しか使えない消耗品の部品や材料がたくさん必要等々の欠点がありました。 ところが、AQBのインプラントは『ワンピース』、つまり骨の中に埋まっている部分と骨の外に出ている部分とが一体でつながったものです。

手術法においても、一度骨の中にインプラントを埋めた後に2~3ヶ月間骨とくっつくのを待った後、もう一度麻酔をし、歯肉切開して、骨の上に出てくる部分をネジ止めするという『二回法』が主流でしたが、このAQBインプラントは骨とのなじみが良いので、埋め込み手術も一回で済みます

以上のような理由から、比較的廉価(20万円~)で、「インプラントを埋め込む手術+上に歯をかぶせる」ところまでできるのです。

インプラントは決して永久的なものではありませんが、メーカーの統計では十五年経過した時点で、92%のインプラントが役に立っているそうです。当院での成績も同様です。(もちろん、長くお使いいただくために定期点検に来院してくださいね。)

ただし、当院では骨の量が少ない方にインプラントを無理に施術することはしません。その場合は、適切な病院を紹介させていただいています。

このインプラント治療は、慎重に適応症を選び(主に骨の質・硬さ・厚み・量)当院での定期検査をきちんと行えば、現時点で考えられる、一番歯や体に優しい治療法といえます。

AQBインプラントの詳細については、メーカーのホームページをご覧ください。